美味い蕎麦

今日の昼食は「しもばしら」で天せいろ。
安くて普通の味を出す蕎麦屋とは一線を画す店と聞き、前から気になっていたお店です。店の前の駐車場に車をとめ、控えめなたたずまいのアプローチを通り店内に入ると、黒を基調とした落ち着いた空間。一昔前に東京で流行った手打ち蕎麦店そのものですが、ここ青森でその雰囲気を味わえるのはありがたい。
まずは蕎麦茶と揚げた蕎麦で一服。読書などするのにふさわしい、テーブルが5卓の静かな店内です(たまたまそのような客層だったか)。限定10食の田舎そばは終わっていたため、天せいろですが、こちらは薄い緑色の腰のある蕎麦で、かなり蕎麦の香りがします。つゆに付けるとちょっと甘くて包み込まれるような懐かしい風味です。わさびなしでもいけそうな感じ。天ぷらは茄子、ししとう、インゲン、海老2匹など。ほっこりとしてますが、ちょっと油切れが悪いような。デザートに豆乳プリンの黒蜜がけをいただきました。こちらは、斬新な試みですが豆乳のさっぱり感がちょっと勝ちすぎか。
悪いところも申しましたが、総合的には二重丸です。特に、せいろの蕎麦が忘れられません。また手繰りにまいります。