交通安全スローガン

青森では、交通安全協会主催で、高校生からスローガンと交通安全呼びかけテープを募集している。青森市内の各高校から集まった作品を、交通安全協会関係者、高校の先生方、マスコミ各社の審査員が審査し、優秀作品を選ぶことになっている。この審査員として、審査に出席してきた。
会場は青森市郊外の高校の会議室。部屋に入ると運営方法で口論している大人がいて驚いたが、これは直前まで借りていた別団体。設営にバタバタとする中を30分ほど待ち、審査が始まった。
作品、特にテープのほうは、ユーモアのあって親しめるものあり、まじめ一方のものあり、時間がなくて無理したのではないかと思わせるものありで、結構楽しめた。個人的には、問題意識をただ並べるよりも、配列を工夫して面白く聞かせてくれるもの、書き言葉にありがちな単なる長い文章より、リズムよく聞かせてくれるものに高い点を付けていった。
青森に来ての第一印象は、歩道が広くて人がゆったり歩けることだった。渋谷の東急本店の前の道や西武百貨店周辺とのギャップに驚いたものだ。歩行者のマナーがよい(車道を歩く者はほとんどいない(笑))のも感心していた。が、慣れてきてみると無灯火の自転車が多い。どうせぶつからないと思っているのかもしれないが、実際、ぶつかりそうになるのだ。高校生の作品にそれを戒めるものが多かったのは、わが意を得たような気がする。呼びかけテープは9台の広報車で青森市内を流してまわるとのことだが、ぜひ無灯火の多いわが家周辺も回ってほしい。