しゃこちゃん温泉とカルコ

鰺ヶ沢での訪問を終え、木造町で不在だった家を訪ねるもまた不在。時間が余ってしまいました。が、喫茶店など望むべくもない町並み。ジャスコマクドナルドでコーヒーを飲んで時間をつぶすか、と思いましたが、激しく霰が降っており非常に寒いので、「しゃこちゃん温泉」に入ることにしました。清潔でとても大きなスーパー銭湯という趣で、雰囲気は先日訪ねた「ラッコ温泉」に似ております。受付でタオルを買い、入浴料350円を払って入りましたが、背広姿で温泉というのも似合わんものですな。さて、温泉のお湯は薄く赤みを帯びており、身体を温めるのに適していそうです。湯船につかり、あお向けに寝転がって背中と腰を温め、ホカホカして外へ出ると大広間から音楽が聞こえてきます。ちょっとのぞいてみたら、じいさん&ばあさんs’のカラオケ&チークダンスが繰り広げられておりました。恐ろしか。とてもついていけませぬ。急いでフスマを閉めた次第。
さらに時間があるので、「縄文住居展示資料館カルコ」を訪ねてみました。木造町は遮光土偶という縄文晩期の独特な土偶で有名な町で、駅舎にも巨大な土偶がはめこまれていますが、一度実物を見たいと思っていたところです。今回、初めて見るそれは、二千数百年の風雪を感じる(いや、埋まっていたのだけれど)色と状態でした。しばし立ちつくす。

その後、さらに訪問先を回り、帰路についたあたりから吹雪が激しくなってきました。圧雪とワダチと吹雪のセットで疲れるのに加え、単調な自動車専用道を走っているので眠くなってきたzzz しかも後続車がなぜか車間を空けずピッタリとくっついている。ということで、眠くなったり緊張したりの運転ですが、無事、青森について何よりであります。