遺族の方々

朝9時に、お父さんとふたりの弟さんが青森に到着。病院の霊安室でのお父さんの第一声は「おい、何、寝てるんだ!目を覚ませよ」。現実として受け入れる気持ちになれないのが、強く伝わってきます。まさに突然死と言ってもよい亡くなり方だったので、警察で司法解剖をして死因をはっきりさせることになり、翌日、岩手医科大での解剖が決まりました。この間、ご遺族に青森で過ごしていただくのも心苦しいが、とにかくこの日は警察に遺体を運び、ご遺族にはホテルで過ごしていただきました。同時に、亡くなった彼の泊まっているホテルをチェックアウトし、所持品を引き上げる。乗ってきた自動車は弟さんが引き取って、旭川へ乗って帰ることに。私は、お父さんと葬儀の日程、葬儀会社について決め、翌日から旭川へ行く手配です。