このまま寝てしまおうと思ったけれど、お腹が空いてるので青森の繁華街に出る。駅前の「一二三食堂」の脇から寂れた飲屋街に入る。渋谷の飲んべい横丁のような感じ。そのうちのひとつ、「まさみ」へ入ってみた。おばちゃんが二人でやっている、カウンターだけの店。客は若者がひとり。生ビールを飲み刺身の盛り合わせを頼む。ツブ貝とホタテと鮪。目の前に田酒があったのでこれも頼む。冷酒にしたらよいよと言われ、言うとおりにすると冷蔵庫からラベルを貼ってない瓶が出て来て、前に置かれる。あのぅ、どうも田酒らしからぬ味なんですけど?飲んでいると、おばちゃんが横に座ってきて、一緒に飲み始める。津軽弁でいろんな話をされた。津軽人は結構おしゃべりなのか?結局、3合のうち半分くらいおばちゃんに飲まれてしまった。勘定は3,000円。別に高いとは思わないけど、妙な感覚。ま、この値段ならまた行くかも。そうそう、若者もおばちゃんにいたぶられてました。でも、常連らしい様子だったからよいのかな。