恐山

行きの道は広くて快適だったが、同じ道を通るのもつまらないので、恐山経由でむつ市に出る山道を走ることにする。くねくねと1時間ぐらい走ったら、湖が見えてきた。いつの間にか脇を川が流れていて、硫黄の臭いがする。どうもこの川は温泉のようだ。これが恐山の麓にある宇曽利湖へ注いでいる。ということは魚もいないんだろうな。場所柄ふさわしいというか・・川が湖に流れ込むところに真っ赤な架け橋があり、「三途の川」と札が立っている。湖の向こうに恐山の建物が見える。夕暮れの恐山。三途の川の橋のたもとに立っていたら寂しくなってきて、車に乗ってむつ市へ向かう。
このあと青森を一路目指した。野辺地で花火大会をやっていてちょっとだけ渋滞したが、20時半に自宅に着いた。何だか疲れた気分。